【ベーシック】ステップメール・メルマガの詳細な配信状況を確認したい

【ベーシック】ステップメール・メルマガの詳細な配信状況を確認したい

ステップメールの場合
通常、ステップメールでは詳細な送達状況は確認できませんが、Return-Path (エラーメール転送先)の設定をしている場合は、詳しいエラー理由をステータスコードから調べることができます。

件名が「SM-ERROR-MAIL」のメールがステップメール配信でのエラーメールとなります。
自動返信(0分後に配信)の場合は件名が「failure notice」等になります。
自動返信時のエラー内容は「メール送信エラーの原因と対処方法」(外部サイト)を参考にしてください。
■エラーメール ステータスコード検索
エラーメールに記載されている「SM-ERROR-CODE」の数字(5桁)を入力して検索してください。
例: 42550
メルマガの場合
【メルマガ配信】>「予約/配信結果一覧」>「配信結果」を開き、送達率をクリックします。

送信結果詳細画面

配信結果説明
正常弊社システムから正常にメールが配信された
エラー受信サーバ側で何かしらの通信障害またはシステムのトラブルが発生した
不在アドレスが存在しない、または、受信拒否などの理由でメールが届かなかった

配信結果を指定し、エラーの人のみのリストなどを確認できるほか、配信結果をCSVファイルでダウンロードすることができます。

不在やエラーになる原因と対策は、「【ベーシック】登録者が「不在」「Error」状態になってしまった」をご覧ください。

配信結果の詳細情報について
配信結果の【詳細情報】に記載されている数字(ステータスコード)は、以下の内容を表しています。

不在の場合

数字(ステータスコード )

説明

-8

<エラーメールが着信>

送信メールサーバ/受信メールサーバ間の処理は正常に完了したが、 その後に受信メールサーバ側でエラーメールを発送した場合。

よくあるケースとして、受信アドレス(A)から転送アドレス(B)に転送しようとしたが、何らかの理由で転送アドレス(B)に転送できなかった場合があります。

特に携帯アドレスを転送先にしている場合などに多いです。

また、独自で受信メールサーバを管理されている方のケースで正しくないフォーマットでエラーメールが返される場合などが該当します。

-9

メールアドレスが不正

メールアドレスの形式そのものが正しくなく、メールアドレスから相手先サーバ名などが解析できない場合が該当します。

通常は@が抜けていたり使用不可の文字が使われていたりといった場合です。

511

<相手のメールボックスが見つからない>

相手先のアドレスが存在しない場合です。

550と同様ですが、受信拒否時に使用されるケースは少ないようです。

550

<相手のメールボックスが見つからない>

相手先サーバの仕様に依存しますが、通常は相手先のアドレスが存在しない場合です。

また、実際には存在していても、受信拒否設定などがされている場合にこのエラーが返される事があります。

551

相手サーバのローカルユーザではない

相手先のアドレスが存在しない場合です。

550と同様ですが、受信拒否時に使用されるケースは少ないようです。

553

<相手のメールボックス名が無効>

相手先のアドレスが存在しない場合です。

550と同様ですが、受信拒否時に使用されるケースは少ないようです。

554

<相手サーバのトランザクションが失敗>

相手先サーバの仕様に依存しますが、通常は相手先のアドレスが受信拒否をしているケースが多いようです。

また、YahooJapanアドレスの場合、利用実績が無いことによる自動削除の対象となったアドレスなども、これに該当するようです。

559

相手のメールボックスが見つからない(遅延応答)

基本的にはdocomoアドレスにて使用されているエラーコードです。

端末側の受信拒否設定に引っかかってしまった場合などに返されます。

※Apple社アドレス(icloud.com、me.com、mac.com)宛ての場合は迷惑メールフィルターに弾かれてしまっている可能性があります。

615

相手サーバが見つからない※ホスト名に対応するIPアドレスが存在しない

相手先の受信メールサーバ名(ドメイン名)が既に存在しないか、メールアドレスを間違えている場合(@以降)などに発生します。


エラーの場合

数字(ステータスコード)

説明

-1

相手サーバとの接続でエラーが発生

-2

相手サーバとの通信設定でエラーが発生

-3

相手サーバとの通信でエラーが発生

-4

相手サーバとの通信でタイムアウトが発生

-5

相手サーバとの通信で不明なエラーが発生

-6

相手サーバとの接続でタイムアウトが発生

-7

相手サーバが見つからない

421

<相手サーバのサービスが利用不可>

サーバ自体は存在しても、メールサーバプログラムがダウンしている場合などが該当します。

450

<相手のメールボックスが利用不可>

メールサーバ自体には問題がないが、相手先アドレス用のメールボックスが満杯である場合や、利用停止状態になっている場合が該当します。

451

<相手サーバのエラーが発生>

なんらかのエラーが相手先サーバで発生している場合が該当します。

452

<相手サーバのシステム記憶領域が不足>

相手サーバのハードディスクが満杯であったり、メモリ不足である場合が該当します。

500

通信でコマンド構文エラーが発生

501

通信でパラメータ構文エラーが発生

502

通信でコマンドが認識されない

503

通信でコマンドシーケンスエラーが発生

504

<通信でコマンドパラメータが認識されない>

相手サーバが正しく動作していない(バグがあるなど)場合や、回線品質が悪いことによるデータ抜けなどで、正しい手順での通信処理が行えない場合が該当します。

552

<相手の記憶領域が超過>

相手先アドレス用のメールボックスが満杯である場合などが該当します。

606

<再送期限超過>

主に、リストを一斉配信した時に多量のエラーが発生した場合が該当します。

あまりにもエラー件数が多い場合、リストの途中であっても以降の配信をキャンセルするのですが、キャンセルされたアドレスにこのコードが設定されます。

実際には配信されていない為、再度配信した場合にエラーとなるかどうかは不明です。

607

<エラー発生時のリトライ回数を超過>

何らかの理由(主に回線品質によるタイムアウト)で、配信処理が完了できない場合に、配信処理を一定回数まではやり直す(リトライ)のですが、その上限回数に至っても完了できない場合が該当します。

また、YahooJapanアドレスの場合に550の代わりとして使用されているケースが確認されています。

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